国際活動

外務省、独立行政法人国際協力機構(JICA)の活動に協力し、医療インフラ及び医師が慢性的に不足している環境の国々において、柔道整復術の普及活動を行っている。

モンゴルでの活動

平成18〜28(2006〜2016)年

モンゴル国での普及に尽力 
医療資源という国益を目標に

日整は、柔道整復師の伝統的技術と知識を開発途上国に伝え、有効な医療資源として国益につながることを目的に、平成18(2006)年6 月から28(2016)年8 月の10年以上にわたり、「モンゴル国日本伝統治療(柔道整復術)普及事業」に取り組みました。

その端緒を開いたのは、モンゴル国出身で大相撲元横綱の朝青龍として活躍したドルゴルスレンギーン・ダグワドルジ氏です。氏は現役時代に日整会員の一人に施術を受け、柔道整復術の素晴らしさを知り、母国への普及の橋渡しをしました。

平成18(2006)年6 月から21(2009)年3 月までは、外務省日本NGO連携無償資金協力によりODA(政府開発援助)として、モンゴル国内で「日本伝統治療(柔道整復術)普及事業」を実施。さらに平成21(2009)年10月から23(2011)年3 月までJICA(国際協力機構)「草の根技術協力事業(支援型)」を契約し、継続事業として活動を展開しました。

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これらの実績が認められ、さらに平成23(2011)年9 月から5 年間にわたりJICA「草の根技術協力事業(パートナー型)」を契約。同事業を継続し、モンゴル人のみでモンゴル国内において柔道整復術普及活動を行うための体制づくりを目指しました。
同国から日本に指導者候補を招き、整形外科などの医療機関や接骨院・整骨院において研修を行い、指導者となるための柔道整復術を習得していただきました。技術や知識はもちろん、日本の柔道整復師たちの熱き心も伝えることができ、無事に研修の目的を達成できました。

こうした活動は、日本のODAの中でもひときわ大きな成果だと認められ、平成26(2014)年10月、現地での技術指導の様子がNHKの海外向けチャンネ「NHKワールドJAPAN」で取り上げられました。番組では派遣会員の指導風景や落馬で負傷した人の手当てなどが30分間にわたり紹介されました。世界中に柔道整復術を広める機会となり普及事業に尽力した日整の活動も認められました。

そして平成28(2016)年9 月には、モンゴル国立医療科学大学 国際伝統医療学校に、柔道整復術を学ぶセラピーコースが新設されました。開校式には、日整の工藤鉄男会長、萩原正和・松岡保両副会長らが出席しました。

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