会長あいさつ

公益社団法人 日本柔道整復師会
会長 伊 藤 述 史
この度、通常総会において承認をいただき、新たに会長に就任いたしました伊藤述史でございます。浅学非才の身ではありますが、全国の日整会員、業界のため粉骨砕身努力して参りますのでよろしくお願い申し上げます。
会員の皆様の信頼に答えるべく全身全霊で業務に邁進し、内外に向けての行動結果により皆様に恩返しが出来るよう最善の力を傾注し、柔整業界の信頼回復に努めて参りたいと考えております。
私は会長就任にあたり、早々の実行に移さねばならないことは、会員の皆様との共通意識をさらに強めることが一義と考えております。会員の皆様からの貴重な声を実感、その代弁者となり対外的に対応し、日整会員の業務と生活を守ることが最重要であるととらえています。日整が一事、一事を実現するためには皆様との強い絆が不可欠であり、一致団結して立ち向かっていかなければなりません。
そのためには常日頃から会員の皆様と意見を交わし、コミュニケーションをとることが大変重要となります。全国各地に伺うことは勿論ですが、オンラインによる情報交換など可能な限り時間を割き自らが聞く耳をもってこの困難な時期に立ち向かってまいりたいと考えておりますので、何卒ご理解ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。
さて、いまだ新型コロナウイルス感染症の収束は見えず、患者様の来院回数減少等により、会員の皆様はじめ全国の柔道整復師が疲弊して大変なご苦労を強いられていることは我々の共通認識として捉えております。「ピンチの後にはチャンスあり!」私は、このピンチがこの業界を変えるための最高のチャンスでもあるのではないかと捉えております。
今あるものを一から見直し、新しいものを創り上げていく。例えば、オンライン会議が普通に行われるようになりました。様々な会議において全国をオンラインで結び意見交換を行い、その貴重な意見や情報を吸い上げ組織運営に生かしていくことが出来るようになったと感じています。
今後も引続き叱咤激励をいただき、何とぞ倍旧のご指導、ご鞭撻を賜りますよう重ねてお願い申し上げ、会長就任のご挨拶といたします。