◆ 日本伝統治療(柔道整復術)普及プロジェクト活動報告 |
日 時:平成23年3月4日(金)〜11日(金)
派遣人員: 基礎講習会
原 正和(日本柔道整復師会 国際部担当理事)
田澤 裕二(日本柔道整復師会 国際部) 久米 信好(東京都柔道接骨師会)
金井 英樹(日本柔道整復師会 国際部) 藤田 孝明(静岡県柔道整復師会)
酒井 重数(富山県柔道整復師会)
指導者講習会
本間 琢英(日本柔道整復師会 国際部)根來 信也(日本柔道整復師会 国際部)
五反田重夫(兵庫県柔道整復師会)奈須 開生(宮崎県柔道整復師会)
通 訳 オッディ(モンゴル国立健康科学大学)
指導補助 トゥブシンバヤル(モンゴル国立健康科学大学付属医療技術大学校教員)
1.モンゴル国立健康科学大学付属医療技術大学校基礎講習会
スケジュール
3月4日(金):日本出発 OM 502 (成田16:25発 − ウランバートル21:05着)
5日(土):午前 開会セレモニーならびにオリエンテーション
(学生 約80名 専門家・firstaid club 約20名)
講義−前回の復習(コーレス骨折)(藤田)
同 (肩関節脱臼)(酒井)
鎖骨の解剖および特徴(金井)
午後 講義−鎖骨骨折の分類、発生機転、臨床症状(酒井)
鎖骨骨折の診察法、鑑別法(久米)
鎖骨骨折の整復法(藤田)
小テスト
6日(日):現地視察
7日(月):午前 講義−小テスト解説(藤田)
鎖骨骨折の固定法1(8字帯固定、リング固定) (田澤)
鎖骨骨折の固定法2(セイヤー、包帯固定)(金井)
鎖骨骨折の合併症・後遺症(久米)
午後 講義−後療法と予後(藤田)
総合演習(酒井)
小テスト
質疑応答 復習(金井)
8日(火):午前 講義−小テスト解説(藤田)
上腕骨外科頚骨折の解剖と特徴(藤田)
上腕骨外科頚骨折の分類、発生機転、臨床症状、診察法、鑑別法(金井)
午後 講義−包帯法の基礎と応用(酒井)
上腕骨外科頚骨折の整復法(久米)
小テスト 質疑応答(金井)
9日(水):午前 講義−小テスト解説(藤田)
上腕骨外科頚骨折の固定法1(講義)(藤田)
上腕骨外科頚骨折の固定法2(実技)(藤田)
午後 講義−上腕骨外科頚骨折の固定法3(固定具作成)(酒井)
上腕骨外科頚骨折の合併症、後遺症、後療法(金井)
上腕骨外科頚骨折総合演習(久米)
小テスト 質疑応答(金井)
10日(木): 午前 総合テスト(実技、筆記) (田澤 全員)
総合テスト(実技)(全員)
閉講式
午後 最終活動報告会
11日(金):ウランバートル発 OM 501(ウランバートル09:05分 − 成田14:55分)
出迎えてくれた大学の先生方と久方ぶりの再会を喜び強く拍手を交わした。極寒のなか足早に荷物を車に運び込みホテルへと向かった。ホテルへ到着し直ぐにミーティングを開始、全員にてスケジュールの確認を行い、地方班、大学班に別れて翌日からの計画の詳細を打合せた。
翌5日、地方班は朝8時に大学班が見送るなか出発した。その後、9時に講習会場である医療大学校に到着し、学長室にてツレンダウガ学長と講習会内容の説明および今後の計画について情報交換を行った。
大学校では10時よりオープニングセレモニーが行われ、ツレンダウガ学長からこのプロジェクトの意義、必要性並びに地方班の活動内容をお話しいただいた。
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