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【石川県】第2回金沢マラソンケアサポート
2017年01月07日
第2回金沢マラソンケアサポート

 平成28年10月23日(日)、金沢を歴史、文教、中心地などの7つのゾーンに分けて駆け抜ける第2回金沢マラソンが開催されました。大会のテーマは「金沢をまるごと走る」。出場した13,265人は秋晴れの中を走りながら、古都の風情と自然を満喫していました。沿道には23万人(主催者発表)が途切れることのない声援を送り、海外や全国各地から参加したランナーたちの心を温めていました。

■医療関係者の連携で手厚い救護が実現
(公社)石川県柔道整復師会・SSI(サポート接骨石川)・赤十字奉仕団では第9救護所・ゴール救護所、そしてゴール後のトレーナーブースを設置し、IST(石川県スポーツトレーナー連絡協議会)・KATT(金沢大学トレーナー部)と協力して総勢82名でランナーたちにケアサポートを施しました。
 31.5キロ地点にある第9救護所では68名の選手が体調不良を訴え、医師の診断後トレーナーのメンテナンスを受けた29名がレースに復帰することができました。またゴール救護所では、ゴール後にいろいろな場所で倒れ込んでしまったランナー32名を医師が診断、その後の応急手当をトレーナーが行いました。各救護所には、「MEDICAL」と書かれた赤いキャップとジャンバーを身に付けた医師やAED隊・看護師・研修医・医学部学生・ドクターランナーなど医療関係者が待機し、互いに連携して全身痙攣や下肢の障害で走れなくなった選手に手厚い救護を施していました。途中雨模様になり、天候が崩れそうでしたが、午後5時には無事活動を終了することができました。

■選手達からの嬉しい声
ゴール後のトレーナーブースにはケアのために538人のランナーが訪れ、疲れ切った心身をトリートメントしていました。受付最終時間まで待合所に入れないランナーたちで長蛇の列となっていました。
 また、ケアを受けたランナーからは「トレーナーブースがしっかりしているから、とても安心して参加できます」や「棄権しなければならないかも…と思ったけれど、トレーナーのおかげで完走できました」といった嬉しい声を聴くことができました。
 今年の出場者は前回より約4,000人多く、無事に完走したランナーは出走者の96.7%(12,828人)となりました。来年以降も大会規模は大きくなる予定で、我々も会員の総力をあげてサポート活動にあたらなければならないと感じました。







第2回金沢マラソンケアサポート

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