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【石川県】全国公益活動開催報告 東京オリ・パラを盛り上げる講演会【平成30年11月25日開催】
2018年12月03日
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東京オリ・パラを盛り上げる講演会
パワーリフティング選手がパラスポーツの魅力を語る
 
 (公社)石川県柔道整復師会主催の文化講演会が、平成30年11月25日(日)金沢大学角間キャンパスにて開催されました。講演会は「パラスポーツの魅力 〜一歩を踏み出す勇気〜」をテーマに、パラスポーツメッセンジャーでパワーリフティング55s級日本記録保持者・日本強化選手であるマクドナルド山本恵理さんにご講演いただきました。
 パラスポーツメッセンジャーとは、パラスポーツを通じて、自己発信能力の向上を目的としたトレーニングプログラムを終了した方々のことを言います。
 山本さんは、先天性二分脊椎症により下肢が不自由であり、9歳の時に始めたパラスポーツの水泳でパラリンピックを目指しましたがケガにより断念。それでもパラリンピックに対する思いは強く、メンタルトレーニングを学びパラアスリートを支えるため大学へ進学しました。その後カナダに留学、知人に誘われアイスホッケーに出会いカナダ代表にまでになりましたが、この競技がパラリンピック競技には無いことから、自分の夢を叶えることは出来ませんでした。
 2020年に東京オリンピック・パラリンピックの開催が決まり、パラリンピックを支えるため日本への帰国を決意、パワーリフティングと出会い、現在は日本記録保持者にまでになっています。
ご講演は、それぞれの種目の魅力についてお話しになる中で、悔しさをバネにし努力することで記録が伸びることから「悔しさは前進のするためのスパイス」である。そして、一番大切なことは、できるかできないでなく楽しいか楽しくないか「i enjoy 楽しむ人は強い」ということをお話しされました。
 このことはどの競技にも共通することであり、健常者も障がい者も同じで挑戦し続けることが大切であり、この思いの強さが記録更新につながる秘訣なのだろうと感じました。
 東京2020オリンピック・パラリンピックをきっかけにパラスポーツを知っていただくという目的の本会の取り組みを、より多くの方々に知っていただくことができ、今回の講演を通して参加した約150名の方々は、パラスポーツについてより理解し、より興味を持つ良い機会になったとことと思います。
山本さんのご活躍を心よりお祈り申し上げます。











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