モンゴルの研修生が「柔道整復術」学ぶ 鹿島市



 鹿島市の富永接骨院(富永敬二院長)で、モンゴルからの研修生3人が骨折や脱臼などに対する日本伝統の治療法「柔道整復術」を学んでいる。期間は3週間。医師不足や医療インフラの未整備の問題を抱える母国のために技術を身に付けようと、熱心に取り組んでいる。来日したのは、エンフタイワン・トゥブシンバヤルさん(22)、バトムンク・アルタンエルデネさん(26)さん、ガントルガ・ノミンテンギスさん(21)の3人。
 
 日本柔道整復師会は国際貢献を目的に、5年前からモンゴルに赴いて治療法を紹介。今回の研修は指導者育成のため、日本で経験を積ませることが目的で、同会理事を務める富永院長が受け入れた。3人は現地の大学で学び、准医師として活動。10月下旬に来日し、埼玉県で整形外科について学んだ後、11月25日から同院で研修を始めた。日本語がうまいトゥブシンバヤルさんが通訳となり、過去の患者のレントゲン写真などを見ながら骨折や脱臼といった基本的な症例への対処を習得している。
 
 3人は「治療法を学んで今後に生かしたい」と抱負。富永院長は「しっかりとした指導者になってもらいたい」と期待していた。鹿島市には17日まで滞在し、18日に東京都で閉講式がある。


                  
               富永敬二院長(左)から骨折や脱臼の治療法を学ぶ
               モンゴルからの研修生3人 (鹿島市の富永接骨院)

                  佐賀新聞(2011.12.6)
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11月24日 モンゴルからの柔道整復師研修生表敬訪問
モンゴルからの柔道整復師研修生3 名が鹿島市を訪問されました。日本柔道整復師協会が柔道整復師の技術習得を目的としたモンゴル人研修生3名を受け入れ、これから約1 ヵ月間、鹿島市の冨永整骨院で研修が行われることになっています
                 
              「佐賀県鹿島市ホームページより」
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