国際交流 履歴 2014年

公益社団法人日本柔道整復師会の推進する国際交流事業

当会の進める国際交流(国際的貢献)として、医療インフラ及び医師が慢性的に不足している環境の国々において柔道整復術が普及することにより、ケガの後遺症で悩む市民が少なくなることは国民生活の安定向上、地域社会の健全な発展に裨益し、日本国と相手国との相互理解の促進にも貢献します。
 
 特にミクロネシア連邦等では骨折・脱臼など、いわゆる外傷の治療を行う際に島が点在しているため搬送が困難であり、また医療機関が少ないことが問題となっています。柔道整復術は高価な機材を用いることなく、その場で行うことが出来る為ミクロネシア連邦住民に裨益することが出来る有用な技術です。また政府機関がカウンターパートになる予定で、より効率的に普及事業を行うことが出来、将来に渡り高い公益性を持つ事業です。



(set 2014/5/10 access counter )


国際交流TOP

JICA草の根技術協力事業
日本伝統治療(柔道整復術)指導者育成・普及プロジェクト
2014年度第2回日本研修中間報告会


本年度第二回目の柔道整復術モンゴル人指導者候補の日本研修前半が終了し、その報告会が平成26年11月17日(月)、公益社団法人日本柔道整復師会会館において、JICAより2名の来賓を迎えて開催されました。下記の写真かタイトルをクリックしてPDFにてご覧ください。



2014年度第2回日本研修中間報告会(PDF)


JICA草の根技術協力事業
日本伝統治療(柔道整復術)指導者育成・普及プロジェクト
平成26年度・事業活動報告書


JICA草の根技術協力事業(パートナー型)日本伝統治療(柔道整復術)指導者育成・普及プロジェクトとして、平成26年度にモンゴル及び日本にて活動をした報告書をPDFファイルにて公開いたしました。



下記タイトルか写真をクリックしPDFにてご覧ください。

平成26年度・事業活動報告書


JICA草の根技術協力事業
日本伝統治療(柔道整復術)指導者育成・普及プロジェクト
平成26年度第2回日本研修開講式



平成26年10月21日(火)に独立行政法人国際協力機構 (JICA)東京国際センターにおいて、「JICA草の根技術協力事業 日本伝統治療(柔道整復術)指導者育成・普及プロジェクト  平成26年度第2回日本研修開講式」が外務省、JICA及び(株)カイエンより来賓を迎え開催されました。詳しくは下記のPDFをご覧ください。


第二回日本研修開講式報告PDF

JICA草の根技術協力事業(パートナー型)

日本伝統治療(柔道整復術)指導者育成・普及プロジェクト
平成26年度第1回モンゴル人指導者候補日本研修中間報告会報告(国際部)

平成26年7月7日(月)に公益社団法人日本柔道整復師会会館において、「JICA草の根技術協力事業(パートナー型)日本伝統治療(柔道整復術)指導者育成・普及プロジェクト平成26年度第1回モンゴル人指導者候補日本研修中間報告会」が開催されました。6月11日(水)〜7月5日(土)までの約1か月間、接骨院を中心とした研修施設(エンフタイワン・トゥブシンバヤル:サカイ接骨院、接骨院デイサービス、富山大学大学院柔道整復学講座、オユンバートル・ダリルチュルン:今村整骨院、奈須接骨院、ムンフバートル・ボロルチメグ:今村整骨院、やわらぎ接骨院)での報告が行われ、活発な意見交換の場となりました。


      

オユンバートル・ダリルチュルン、ムンフバートル・ボロルチメグは、6月24日(火)に河野俊嗣宮崎県知事へ、6月26日(木)に黒木健二日向市市長表敬訪問を行い、本研修の目的ならびに成果について報告を行いました。



    
3名の研修員は、82日まで整形外科での研修後、85日に閉講式、86日に帰国予定です
 
           
                         トップページ     

モンゴル国での協定書調印式

ランバー国家大会議(国会)議長顧問・健康科学大学理事長が2月10日、当大学の招待でモンゴルを訪問した公益社団法人日本柔道整復師会(以下、日整)の工藤鉄男会長を団長とする代表団を迎え、協力について意見交換をしました。


     

日整は伝統医学・手技整復術の専門家を養成する枠組みで健康科学大学付属看護学校と協力関係にあり、協力に関する協定を2年間継続する覚書に署名をしました。 

覚書には双方の協力事業の実施、日本語・モンゴル語での小冊子の出版、研究学会の開催、モンゴル国での柔道整復術の普及、また日本の経費負担でモンゴルの柔道整復の専門家・指導者を日本で研修させることなどの事業が記載されました。

 

(国際部)     トップページ

外務省ODA・JICA草の根技術協力事業
日本伝統治療(柔道整復術)指導者育成・普及プロジェクト
2013年度第1回日本研修 閉講式


公益社団法人日本柔道整復師会(以下、日整)は、モンゴル人准医師の柔道整復術日本研修閉講式を平成25年8 月9 日(金)、東京ドームホテルにおいて関係各位の来賓を迎え開催しました。


     
 
 

この日本研修は、日整が2006年からNGO の支援事業と、JICA の委託事業として取り組んでおり、モンゴル国において柔道整復術を教える立場になる人材を受け入れて、技術と知識を習得させることを目的としています。  
 研修を終えたのは、オユンバートル・ダリルチュルン准医師、エンフタイワン・トゥブシンバヤル准医師、ダシュラウダン・ボロルトゥーヤ准医師の3 人。研修先は日整会員の接骨院、整骨院およびこの事業に理解を示していただいている整形外科の病院や医院。3人は、2 ヶ月間にわたり骨折や脱臼、捻挫、靭帯損傷の治療法と整形外科的疾患などについて学びました。閉講式では研修成果をスライドで説明しながら報告しました。流暢な日本語、そして学習意欲と高い習得力に会場内は暫し感動の世界に引き込まれておりました。その余韻にひたる中、3人の准医師にJICA 国内事業部地球ひろばの芳賀克彦所長と工藤鉄男日整会長から受講証明書が授与され、称賛の拍手が送られました。  
 引き続き会が開かれ多数の来賓から祝辞の中で、閉講式での3 人の熱心な報告と日本柔道整復師会の活動に対して、深い感銘を受けた旨と祝意が示されました。

 
詳しい記事については下記PDFファイルをご覧ください。
モンゴル人准医師が研修成果報告(道整復術日本研修閉講式)PDF 

トップページ

JICA草の根技術協力事業(パートナー型)
日本伝統治療(柔道整復術)指導者育成・普及プロジェクト
モンゴル人指導者候補日本研修開講式報告


公益社団法人日本柔道整復師会は、独立行政法人国際協力機構(JICA)の「草の根技術協力事業パートナー型」の事業の一環として、日本の伝統治療である柔道整復術を学ぶため、6 月10 日(月)〜8月11 日(日)の日程でモンゴルより3 名(エンフタイワン・トゥブシンバヤル、ダシュラウダン・ボロルトゥーヤ、オユンバートル・ダリルチュルン)の指導者候補研修生を受け入れました。

6 月11 日(火)午後2 時より公益社団法人日本柔道整復師会館(以下、日整会館)にて開講式が行われ、独立行政法人国際協力機構国内事業部地球ひろばNGO 連携課市民参加協力調整員毛利花絵氏にご出席賜り、日本での研修についての期待をご挨拶で述べられました。モンゴル国立健康科学大学付属医療技術大学よりハグワスレン・バイガル教員より、本研修に対するお礼の挨拶ならびに本事業に対する取り組みについてプレゼンテーションを行いました。
開講式終了後、各研修員より、現在モンゴルで取り組んでいる活動報告についてのプレゼンテーションならびに意見交換会を行いました。

     
     

研修員は6 月12 日(水)〜7 月11 日(木)の期間に3 施設(エンフタイワン・トゥブシンバヤル:浪尾接骨院、オユンバートル・ダリルチュルン:市川整骨院、ダシュラウダン・ボロルトゥーヤ:美浦整骨院)にて研修を行い、7 月12 日(金)には日整会館にて中間説明会を開催予定です。



 偏西風に乗せて
 -柔道整復師に課せられた伝統医療技術を継承させる責務-
 公益社団法人 香川県接骨師会 浪尾 敬一
 (上記タイトルか下の写真をクリックして PDFファイルにてご覧ください)
     

  
※下記タイトルをクリックするとPDFファイルが開きます↓

 

 

モンゴル国立健康科学大学の皆さんからのビデオレター


 
  モンゴルでの活動年表(PDFファイル)

 トップページ

2013年03月掲載 

公益社団法人日本柔道整復師会(日整)の会員は全国に約17,000 人。様々な場所で技能を生かして活躍しています。その名も「日整Man/Woman」の活躍ぶりを、紙面およびホームページで報告いたします。

   氏名:河村亞希(かわむらあき)
所属:茨城県柔道接骨師会
会員歴:平成22 年4月入会
ひと言:父・祖父ともに日整会員で、実家の接骨院に就職と同時に入会しました。愛車のFIAT500 で通勤しています。
好きなモデルは平子理沙さん。
将来は家庭を持ちながら、柔道整復師で頑張っていきたいです


01.国民、世界への貢献が出来る日整


憧れのモンゴル、初めての女性派遣者に

日整は、伝統ある大きな組織というイメージでした。各都道府県の社団法人が集まり、そして各都道府県社団法人はいくつかの支部から成っています。支部の先生は、日頃から、保険審査の際などに連絡を下さり、お力添えいただくことも多くあります。

内容を知る機会があり、中でも、柔道整復師としての貢献、公益活動は、柔道整復師をより良くアピールできると感じていました。特に、モンゴル派遣には「臨床経験を積んで、私もいつかこんな事業に参加してみたい」と感じていました。

この日整の国際交流事業は、国際部が主幹で、JICA との共同事業です。モンゴルの地方の村に
出向いて、2週間ほどの日程でバグ(村)医師を対象に骨折や脱臼等について講義をします。

 


この事業のきっかけは、モンゴル国立健康科学大学が柔道整復術をモンゴル国内でも活用したいと理解を示したことです。当大学はモンゴルの8、9割のバグ医師の出身校で、医科大学の中核です。バグ医師達の働く地方では医療施設が少なく、骨折後の変形治癒など後遺症が高頻度で発生しています。彼らはゲル(テント)で生活し、馬やバイクで患者のもとへ往診します。そのため、身近な物(針金、綿包帯など)を使った、徒手治療である柔道整復術を受け入れて下さったようです。

最初の派遣の時は、「女性が絶対に必要なの!お願いします。」と依頼がありました。派遣先の1つがイスラム圏であることと、国際交流に必要なジェンダーバランス(男女比)の必要性が理由で、偶然にも私は日整会員で初めての女性派遣者となりました。派遣が決定し嬉しい気持ちでしたが、初めての海外、女性派遣者の必要性で私を選んで下さったといっても、経験の浅い私に講師が務まるのだろうか…、と不安が募りましたが、自分なりに準備をしてモンゴルへ向かいました。

講義が始まると受講生達は、メモを取り、包帯等もすぐに習得し、とても熱心な様子に感激しました。受講生は、女性が多く、女性派遣者として、溶け込みやすい雰囲気を作るように頑張りました。


 

 写真1.整復実技指導


私も講義を行い、打ち合わせでは、派遣者にフォローを受け、今では自分で英語のスライドを作成し講義を実施しております。またチームの中でも、特に健康科学大学の女性教授(バイガル教授)は体調に気遣って下さり、派遣者唯一の女性でしたが安心して過ごすことが出来ました。大先輩の派遣者など、たくさんの方からのサポートを受けて自分の役割を果たすことが出来ました。


柔道整復師の明るい未来へと

同じ地方に再度訪れると、怪我の治療の成果を聴き、モンゴルでも怪我で苦しむ人達を救うことができると、柔道整復術の素晴らしさを再認識します。

実は私が派遣の際に一番難しく感じるのは、家族の了解(私の場合は院長である父親)です。
女性会員に必ずついてくる難関とは思いますが、女性派遣者はこれからも重要な役割を担いますのでぜひ参加していただきたく思います。柔道整復術を世界に広める活動で良い部分が
アピールでき、これは柔道整復師の明るい未来につながると感じます。

 

 写真2.民族衣装(デール)を着てバイガル教授と


また、JICA とともにこの事業ができるのは、公益活動を大切にする日整であるからこそと思 います。このような公益活動に期待し、その中でお仕事をいただく機会があれば、これからも前向きに取り組んでいきたいと思っています。

 
  写真3.祖父(右)、父(左)とモンゴル研修員(中右)

 トップページ

JICA草の根技術協力事業(パートナー型)
日本伝統治療(柔道整復術)指導者育成・普及プロジェクト
平成24年度 第2回モンゴル人指導者候補日本研修報告


公益社団法人 日本柔道整復師会は、独立行政法人 国際協力機構(JICA)の「草の根技術協力事業パートナー型」の事業の一環として、日本の伝統治療である柔道整復術を学ぶため、10月22日(月)〜12月17日(月)の日程でモンゴルより2名(バトムンク・アルタンエルデネ、ガントルガ・ノミンテンギス)の指導者候補研修生を受け入れた。
 
10月23日(火)午後1時より公益社団法人 日本柔道整復師会館(以下、日整会館)にて開講式が行われ、独立行政法人 国際協力機構広尾センターより、毛利花絵市民参加協力調整員にご出席賜り、日本での研修についての期待をご挨拶で述べられました。

 


研修員は10月24日(水)〜11月17日(土)の期間に2施設(バトムンク・アルタンエルデネ:西山接骨院、ガントルガ・ノミンテンギス:大河原接骨院)にて研修を開始した。

11月14日(水)には研修員2名が埼玉県上田清司知事へ表敬訪問を行い、本研修の目的ならびに成果について報告を行いました。
 

 

>
11月19日(月)には日整会館にて中間説明会を開催し、各施設での研修報告ならびに日本での研修での意見交換を国際部が中心となり行われました。中間説明会にモンゴル国立健康科学大学医療技術大学より、サナグ・オユンツェツェグ教員、スンデウ・セレグレンチメグ教員が出席し幅広い意見交換を行いました。

 


11月20日(火)〜12月15日(土)の期間に2施設(バトムンク・アルタンエルデネ:医療法人 社団宏友会 栗原整形外科、ガントルガ・ノミンテンギス:中杉通り整形外科)にて研修を行い、12月16日(日)には日整会館にて評価会ならびに閉講式を行いました。

独立行政法人 国際協力機構広尾センターより、毛利花絵市民参加協力調整員にご出席賜り、日本研修後のモンゴル国での更なる研鑽について期待をご挨拶で述べられました。

 



 

        写真12.埼玉県上田清司知事表敬訪問 (11月15日:埼玉新聞掲載)


過 去 の 記 事 へ (左のタイトルをクリックしてください)

            モンゴルの紹介

       
        つづきを読む→ 掲載ページへ

◆ 日本伝統治療(柔道整復術)普及プロジェクト活動報告

◆ ドルノゴビ県指導者再受講講習会報告



トップページ