下記の日程で上記、JICA一般公開セミナーを実施いたしました。
日 時:平成24年3月3日(土)14:00〜16:00 受 付:13:30
場 所:モンゴル・日本人材開発センター 1階多目的ホール
テーマ:ケガの応急処置について ― 日本伝統治療(柔道整復術)を用いて ―
主 催:公益社団法人日本柔道整復師会
共 催:JICAモンゴル事務所、モンゴル国立健康科学大学、モンゴル国立健康科学大学付属医療技術大学
後 援:モンゴル国保健省、モンゴル国教育文化科学省、在モンゴル日本大使館
協 力:モンゴル・日本人材開発センター
14:00 ― 14:20 来賓挨拶
@モンゴル国保健省 スフバートル ボロルチメグ 様
A在モンゴル日本国特命全権臨時代理大使 林 伸一郎 様
BモンゴルJICA事務所 次長 岩井 敦武 様
14:20 ― 14:25 来賓紹介
@在モンゴル日本国大使館 参事官兼医務官 竹川 僚一 様
A在モンゴル日本国大使館 二等書記官 大川 陽一 様
BモンゴルJICA事務所 調査員 冨原 崇之 様
Cモンゴル国立健康科学大学付属医療技術大学医学科部長 セレゲルチメグ様
Dモンゴル国立健康科学大学付属医療技術大学 講師 デルゲルマ 様
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受付風景 |
ご来賓一同 |
14:25 ― 14:45 開催主旨説明 本間 琢英
普及員紹介:モンゴル各アイマグより選出されたバグ医師など
協力学生紹介:モンゴル国立健康科学大学付属医療技術大学 ファーストエイドクラブ
14:45 ― 15:45 シンポジウム
@モンゴル全体の医療状況について
モンゴル国立健康科学大学 副学長 D.アマルサイハン
Aモンゴル国地方の医療状況の実態
モンゴル国立健康科学大学付属看護大学 小児外科教授 バイガル
B柔道整復術の紹介、ケガの応急処置について(実技を含む)
公益社団法人 日本柔道整復師会 本間琢英・金井英樹・河村亞希・田島隆行
山本 清・横田良介・浪尾敬一・根來信也
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D.アマルサイハン副学長 |
バイカル小児外科教授 |
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モンゴル語による寸劇 |
三角巾を用いた応急処置法 |
15:50 ― 16:00 質疑応答
16:00 ― 16:05 閉会の辞
今回、日本伝統治療(柔道整復術)指導者育成・普及プロジェクトの事業の一環として、上記セミナーを開催した。ウランバートルの医療関係の大学をはじめ、モンゴル・日本人材開発センター、JICAモンゴル事務所のご協力もあり、参加者数は約200名であった。シンポジウムではカウンターパートより、モンゴル国全体の医療状況ならびに今までのモンゴル国地方での活動が詳細に報告された。
我々はケガの応急処置の重要性をわかりやすく伝えるために、寸劇を行い、その後にモンゴル国で購入した布地から作製した三角巾を用いて、応急処置を参加者同士で実際に練習を行った。
初めて寸劇で試みたが、参加者より高い関心があり、今後シリーズ化してケガに対する応急処置の重要性を啓発していく予定である。なお、本セミナー開催にあたり、関係各位に深謝いたします。
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